home *** CD-ROM | disk | FTP | other *** search
- ===============================================================================
- 紅 頃 (Be256) v2.00 ~ ベンチマーク 640×480 (256色) TBIOS モード12 ~
- written by AUKTY
- ===============================================================================
-
- 秋香る、紅葉の季節、そんな時に、私達の楽しみと言えば、
- 「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」…etc.
- その中でも、一番の楽しみは、新型TOWNSでしょう!!
-
- 自分のマシンと比較して どれだけ進化しているのか、
- どのくらい速くなっているのか
- 期待は 胸膨らむばかりですね。
-
- そんな人のためのソフトが、この『Bench256』 略して、ベニゴロ!!
-
- ちょっと 安直すぎる名前ですね(^^;;;
- まぁ~ そんなことは おいといて、
-
- では 中身の紹介です。
-
-
- ~ テスト内容 ~
- 横/縦ライン描画
- 横ラインだと480本。縦ラインだと640本で1.00として、
- 画面の何割を引けるかをしてしてます。
- TBIOSだと1秒間に、横 9画面と約3割、縦 27% それぞれ描けることになります。
-
- 矩形塗り潰し
- 画面いっぱいを塗り潰していきます。あまりに速くて何をしてるのか
- 分からないと思いますが・・・ 実は画面全体を上から単色で塗り潰してます。
- TBIOSでは、1秒間に約13面 塗り潰せることになります。
-
- ライン描画
- 1秒間に引ける本数を示してます。
- TBIOSでは、1秒間に約251本 引けます。
- (ちなみに、HR+ODP+FGMライブラリだと約10,000本かけます)
-
- 矩形領域転送
- 1秒間に どのくらいの画面を転送できるかをしてしてます。
- TBIOS/FGMでは、画面の10%程度しか転送できません。
-
- ドット描画
- これは、イライラの対象になると思います(^^;
- 画面に1ドットずつ点を置いていきます。
- 1秒間に 画面の何割を描けるかをしてしてます。
- TBIOSでは、1秒間に2%程度しか 点がおけません。
-
- 16ドットFONT描画
- これは、TBIOS V2.1L30では、超強力にパワーアップしたものです。
- 画面に文字を埋め尽くしていくもので、1秒間に画面の何割を
- 描けるかをしてしてます。TBIOSで、1秒間に1面と20% かけます。
-
-
- ~ 評価方法 ~
- これは、TOWNS-OS V2.1L20Aでのモデル2を基準値として、何倍のスピードで
- あなたのマシンが動くかを測定するプログラムです。
-
- 数字は、大きくなれば、なるほど よい成績と判断します。
-
- 数字があまりに いっぱい並んでるので、目移りする人は、
- TBIOS.BINとFGM.libの総合値のみを見てください。
- (モデル2のTBIOSが1.00として基準値にしてます)
-
- 貴方のマシン
- ↓
- 紅頃(Be256) v2.00 on “FM-TOWNSIICX”
- =========+==================================================================
- 測定結果 | TBIOS.BIN FGM.lib FGM/BIOS MA HR+ODP モデル2
- ---------+------------------------------------------------------------------
- 横ライン描画| 9.315 27.675 2.97 3.58/2.24 2.19/1.59 0.64/0.65
- 縦ライン描画| 0.276 2.881 10.44 4.78/5.58 5.43/3.96 0.73/0.65
- 矩形塗潰 | 13.892 34.638 2.49 3.22/1.92 2.56/1.34 0.66/0.64
- ライン描画 | 251.953 2017.146 8.01 5.06/4.30 5.59/4.96 0.73/0.70
- 矩形転送 | 0.132 0.135 1.03 2.48/2.45 1.74/1.71 0.72/0.72
- ドット描画 | 0.028 0.443 15.82 4.90/5.37 2.36/6.17 0.65/0.68
- FONT描画 | 1.207 2.592 2.15 2.55/4.56 2.58/4.44 0.35/0.75
- ---------+------------------------------------------------------------------
- 総 合 | 1.69 9.64 6.13 3.79/3.77 3.20/3.45 0.64/0.68
- =========+======↑=========↑===================↑=========↑==========↑===
- 貴方のマシンのTBIOS/FGMでの結果 同じものを上記の機種で行ったとき
- (モデル2のTBIOSの何倍か?) 貴方のマシンの何倍に相当するか
- TBIOS/FGM それぞれ表示
-
- ☆上記結果の判断方法。
- 上記の場合だと、TBIOSは、モデル2の1.69倍で、同じプログラムをTBIOSを使わずに
- FGMライブラリのみを使用すると、モデル2 TBIOSの9.64倍のパフォーマンスを示してます。
-
- 同じものを、MA + TOWNS-OSV2.1L20A では、TBIOSは、自分のマシンの3.79倍
- FGMだと、3.77倍のスピードで動きます。
- 同様に、モデル2だとTBIOSは0.64倍、FGMは、0.68倍のスピードになります。
-
-
- ~ 体感値グラフ ~
- ヒカクマシン | ヒリツ|----.----1----.----2----.----3----.----4----.
- Test1B | 1.0|*********
- Test1A | 1.0|*******
- ---------+----|
- M2 BIOS |-0.1|****
- M2 FGM | 0.3|****
- ---------+----|
- MA BIOS | 6.9|*********************************
- MA FGM | 6.7|******************************
- ---------+----|
- MX BIOS | 9.1|*****************************************
- MX FGM | 8.3|************************************
- ---------+----+----.----1----.----2----.----3----.----4----.
-
- ☆上記のグラフ判断方法。
- 自分のマシンに対して 相手のマシンがどのくらいのスピードに感じられるか
- 視覚的に、表現にしてみました。
- このグラフの特徴は、普段 速いマシンを使ってる人と 遅いマシンを使ってる人の
- 速さに関して、敏感さの違いを考慮していることです。
- 遅いマシンでは、速いマシンは本当に速いと感じますが、
- 普段 それほど 遅くないマシンを使ってる人には、速さに関して
- 遅いマシンユーザに比べると疎いです。
- この辺をグラフで示してみました。
-
- もちろん、棒グラフが長いほど速いことなります。
-
- モデル2のTBIOSとFGMのそれぞれの測定結果を基準としてます。
- 例えば、MXでみてみると、
- 測定マシンがCXなので、TBIOSは9倍程の速さに FGMは8倍程の速さに
- 体感することができます。
- "*"の長さは純粋に、差引きしても いいように相対的に表してます。
- ちなみに、以下の式で体感数値が出せます。
-
- ( ( 比較対象マシン ) - ( 自分のマシンテスト結果 ) + 4 ) / 4 倍
-
- ちなみに、CXユーザは、MAを使うと、
- TBIOS FGMともに、同じくらい速くなったように感じますが、
- MXを使うと、TBIOSの方が 速くなったように感じられると思います。
- (先に書いたように、普段遅いもの程 速く感じるから)
-
- 数字よりも、視覚的に感じて 欲しいので、あまり数字に こだわらずに
- 眺めて下さい。
-
- *体感グラフの"*" 2つまでの差は、同じと見なします。
- *ヒリツ数字が、マイナスになっている場合は 耐えられない遅さということになります。
-
- ~ 補足資料について ~
- ○BEN256.TXT
- _______________________________________________________________________________
- | | UX モデル2 Cx486 2F UG CX HR HR+ODP ME MA MX |
- +======+======================================================================+
- |総合B | 0.96 1.00 1.34 1.36 1.23 1.41 3.34 5.45 4.99 6.41 10.5 |
- |総合F | 6.69 6.64 13.3 8.83 8.22 9.70 28.6 46.3 36.1 45.4 72.8 |
- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
- この表が、このソフトの一番の目玉とも いえます。
- 同じ処理をTBIOSとFGMで行った結果をモデル2のTBIOSでの実行結果を1.00として
- 何倍に相当するのか表してます。
- モデル2でFGMライブラリを使った場合には、MAのTBIOS相当のスピードで
- ソフトウェアが作れることを表してます。さらに、改造して、CyrixのCx486DLCに
- 乗せ買えた場合 MXをも越えてしまうことを表してます。
- ただし、全てのソフトが速くなるのではなく、FGMライブラリを使ってソフトを作れば、
- まだまだ貴方のマシンもストレスを感じなくて済むと いいたいわけです。
- でも、MA/MXでFGMのソフトを動かした場合は、上記の結果になるので
- 抜くのは不可能ですけど、またソフトの努力で挑戦してみるのも いいかも
- しれません。
-
- ○OS.TXT
- このソフトウェアは、OSのスピードにかなり依存します。
- そのテスト結果がOS.TXTに載ってますが、より速い結果が欲しい場合は
- TOWNS-OS v2.1L31で、サイドワークを外して行うべきでしょう。
-
-
- ○BE256X36.EXP
- 主に386マシンを対象としてます。(486でも動作可能)
- 対象マシンが自分のマシンの何倍かを表現してます。
- CXで実行すると MAは4.56倍になります。
- 逆にMAで実行すると、CXは0.26倍になります。
-
- ○BE256X46.EXP
- 主に486マシンを対象としてます。(386マシンでも動作可能)
- 自分のマシンは対象マシンの何倍かを表現してます。
- MAで実行すると CXは4.56倍になります。
- 逆にCXで実行すると、MAは0.26倍になります。
-
- 上記のモノは、自分の好きな方を使って下さい。
-
- ○BE256X37.EXP/BE256X47.EXP
- これは、387/486SX+ODP/486DX2マシン専用です。
- それほど 上記のモノと差が出るか 分かりませんが 念のために入れておきます。
- 動作確認はしてないので 動かなかったら破棄してください(^^;
-
-
- ~ オプション一覧 ~
- 紅頃 v2.00 オプション説明
- /P 個人のマシン情報のみ出力
- /Z 体感値グラフのみ表示
- /? オプション一覧の表示
- 注)オプションの併用はできません。
-
-
- ~ バージョンアップ概要 ~
- Bench256 v1.00(試作版)から
- ・体感値グラフの付加
- ・ヘルプオプションの付加
- ・486機/コプロ搭載機に差分ファイルにて対応
- ・MXの数値の導入
- ・HRの数値の修正
- ・MX/MEでの機種名が不当であったものの修正
-
-
- 何か 不都合や、障害がありましたら下記へ連絡ください。
-
- NIFTY-Serve : PAG03335
- ひこばえ(CXHIKO) : AUKTY
- ERI-NET (CXERI) : (AUKTY!)
-
- ~ 謝辞 ~
- HRのODPを引っこ抜いてまで 動作確認をして頂いた くりすけさん、
- 突然 メールを出したのに 快く動作確認を承知して下さった、KAN.さん、
- 「ひこばえ」と、「FMHOBフォーラム」のみなさん、
- そして、このソースの大元である、KAROU・UOTAさん、
- みなさんの協力があったことに、大変 感謝しています。
-
-
- p.s.
- このソフトウェアで こんだけ資料を提供したのは、意味があります。
- 飽き飽きしてきたでしょう? それとも 燃えてきた??
- どっちにしても、ベンチマークって 結局 自己満足の道具でしかないと
- 感じてくれたら 本望ですけど・・・(^^;
-
- あっ、富士通さんは もっと 努力して FGMを抜いてください。
-
-